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攪拌せよ No.5
攪拌せよ No.6
攪拌せよ No.7
攪拌せよ No.8

片山 康之
Yasuyuki Katayama

2023

w270 h380

材 質 / 紙、水彩

「ハナムラチカヒロは著書*の中で「モノの見方が変われば、自分の中での風景は変わる」と述べている。「眺 められること」を失ったともいうべき日常風景を画面の中に放り込み、溶かすように混ぜ合わせ、一つ一つ のイメージが複雑に重なり合うことで新たに見えてきた形が本作である。 当たり前のことが当たり前でなくなった時、振り返るべきは人類が歩んできた「歴史」であり、芸術家は新 たな未来を語るためのヒントをそこから切り出さなければならない。


*「まなざしのデザイン」 ハナムラチカヒロ著 NTT出版

攪拌:流体または粉粒体をかき混ぜる操作に対する呼称で、工学の単位操作のひとつに分類されるプロセスである。また、粉体に対する攪拌操 作は単に混合や混ぜ合わせとも呼ばれ、他の分野、たとえば攪拌が応用されている料理や洗濯機の場面等においては異なる用語が用いられる ことから、攪拌という用語の使い分けは必ずしも明確ではない。(引用/Wikipedia)」

一つ ¥55,000

片山 康之 Yasuyuki Katayama

1978年倉敷市児島生まれ。倉敷芸術科学大学大学院修了。専門は美術・彫刻。岡山県美術展山陽新聞社大賞、岡山芸術文化賞、マルセン文化賞、福武文化奨励賞、倉敷市文化連盟奨励賞など受賞歴多数。Gallery-Suchi(東京)を通じて香港・台北・東京など国内外の個展・アートフェア等で作品を発表。2016年個展「ゼロの集積」瀬戸内市立美術館。2020年「森のしずまる」新見美術館。2023年個展「梛と蛇」奈義町現代美術館。倉敷芸術科学大学・倉敷市立短期大学非常勤講師。2014年に設立した一般社団法人の代表として「松島分校美術館」を運営しながら、県内の様々な文化事業のコーディネーターを務める。

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