top of page
ご購入やご質問はお問い合わせをお願いいたします。
Notes (407)
関 根直子
Naoko SEKINE
2024
h524 w430
黒鉛、インク、水彩紙、ガッシュ、アクリルミラー、フレーム
価格についてお問い合わせより
Red Note と同じシリーズの作品。鏡については以前からミラードローイングという作品の中で質としての鏡面を描いてきたことと関係しており、 現代におけるイメージの存在の仕方が虚像のような姿であると考えていることから鏡のモチーフは出てきている。
関根直子 Naoko SEKINE
人が再構築し続けるこの世界は誰かがイメージしたことが具現化されたものであり、人の外でありながらイメージという内的要素を常に孕んだ風景であるという認識から始まり、そうした風景への構造的関心から建築的、物質的なアプローチでイメージや空間を捉えた作品を表現している。外であり内でもあるような感覚は、鏡を見るような意識と重なり、鏡面を持った作品等が特徴的である。ひたすら手で描くことは身体的、触覚的な、形態に落とし込めない広がりを示し、それが構造の中に納められるような作品を展開している。
1999 武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業
2001 武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻油絵コース修了
2013 文化庁海外研修制度 研修員 フランス、パリ
主な展覧会に、2006 年「Chaosmos'05-辿りつけない光景」 佐倉市立美術館(千葉)、2007 年「線の迷宮〈ラビリンス〉II─鉛筆と黒鉛の旋律」目黒区美術館(東京)、2008 年「VOCA 展 2008─現代美術の展望─新しい平面の作家たち」上野の森美術館(東京)、2009 年「I BELIEVE 日本の現代美術」富山県立近代美術館、同「ドゥーブル・リュミエール」パリ日本文化会館(パリ、フランス)、2011 年「MOT アニュアル 2011Nearest Faraway|世界の深さのはかり方」東京都現代美術館、2015 年「開館記念展 vol.1モダン百花繚乱『大分世界美術館』―大分が世界に出会う、世界が大分に驚く『傑作名品200 選』」大分県立美術館、2019「ただいま/はじめまして」2022 年「複合風景─Composite Scenery」第一生命ギャラリー(東京)など。“Luxembourg Art Prize2023”グランプリなど、受賞。
主な所蔵先:愛知県美術館、竹田市立図書館、東京国立近代美術館、東京都現代美術館、富
山県美術館、府中市美術館、和歌山県立近代美術館
bottom of page