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濱元祐佳
Yuka Hamamoto
2020
h158 w227 d20
油彩、キャンバス
¥181,500
本来は”安心できる場所”であるはずの家で起こる、家庭内での心の窮屈さや息苦しさを作品を通して表したかった。
たくさんのかわいいぬいぐるみを無理やり小さなおもちゃの家に押し込めることによって、心の窮屈さを画面で表している。
パンデミックによりほとんどの人が家にいる時間が増えた。家にいる時間が長くなると、それだけ家庭内でも問題が多く発生する。
この絵はおもちゃの世界ではあるが、現実を皮肉に表している。
"濱元祐佳 Yuka Hamamoto"
1995年兵庫県生まれ。
2020年に広島市立大学大学院芸術学研究科博士前期課程修了。愛着や幼少期のトラウマなどをテーマに絵画の制作を行なっている。主なモチーフのぬいぐるみは作者自身の捨てきれなかった"心の中のこども"を表しており、写実的な表現を扱いながらもポップで可愛らしいぬいぐるみを登場させることで、現実の生々しい感情や深刻な問題を軽く扱う社会をシニカルに表現している。
主な展覧会に「神戸アートマルシェ2022」(神戸メリケンパークオリエンタルホテル/兵庫)、2021年に「ONE FRAME OF THE DAY」(MASATAKA CONTEMPORARY/東京)など。
主な受賞歴は2019 年「第54回昭和会展パリ賞受賞」、2018年「第5回未来展グランプリ受賞」
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